佐賀のがばいばあちゃん
2007 年 6 月 25 日 月曜日久々読書。飲みに行くついでに買った本ではありますが、そのときはまだ読んでなくて今日通勤中に読みました。何の気なしに手に取った本ですが。
心に沁みる本でした。
沁みたということは、自分の心の中で何かを置き去りにしているのでしょう。
がばいばあちゃんはきっと自分が「強くたくましい」とはちっとも考えていなかったと思います。
ただ一生懸命に生きようとした結果、このような語録を残したのだと感じています。
現在より絶対的に物が少ない時代に必死に生きていた。けれども笑いと涙の絶えない中に生きた。
皆助け合いながら生きていたのでしょう。
「屑豆腐を売る為にちゃんとした豆腐を握り潰す豆腐屋の親父。」
下心など微塵もなかったことでしょう。
さて今の自分はどうだろうか。
心から感謝しているのか。笑えているか。泣けるのか。申し訳ないと思う気持ちはあるのか。
物欲や見栄にとらわれすぎているんじゃないのか。
自分自身を晒し出せているのか。
シアワセとは何なのか。
「暑い」「寒い」とうるさく言うな。
夏は冬に感謝し、夏は冬に感謝しんしゃい。
単行本の特別付録の「おさのばぁちゃん」の実写真を見て何を思い出したのか久々泣けてきました。
本来涙もろい子なんですけどね。
でも。。。本タイトルの「がばい」?「がば」って標準語にすると、「ものすごく」とか「非常に」って意味だった気がします。(管理人は生まれが九州なものですいません。)
「がばすごか佐賀のばぁちゃん」